株式会社オアシスKisa1はクライアント企業のDX推進を支援するとともに、当社においてもDX推進が重要と捉えています。「デジタル技術を通じて社会の未来を創造する」と経営ビジョンを掲げている通り、社内のDXを進めてまいります。

具体的には、業務のデジタル化、クラウド技術の活用、AIを用いた業務効率化 などを推進し、業務の透明性・生産性の向上を目指します。 また、最新のデジタルツールやITインフラを積極的に活用し、柔軟かつ迅速な意思決定が可能な経営基盤の確立 を進めてまいります。

データ活用やデジタル技術の急速な進化が、ビジネスモデルの変革や競争優位の獲得に直結する重要な要素であると認識しています。これらの変化は、従来のサービスモデルを再構築する契機となる一方で、対応を怠れば市場競争力を失うリスクも伴います。
当社は、これを機会ととらえ、クラウドやAIを活用した業務効率化や、IT人材の育成・活用を通じたDX支援サービスを強化することで、持続可能な成長と社会貢献を目指しています。

業務効率化

  • デジタル化
    • デジタルツール等の導入による効果を測定します。その一つとして紙媒体を極力デジタル化し、印刷等による出力の50%の削減を目指します。
  • 業務効率化に向けて
    • 補助金、助成金の利用を促進し、年間2件以上の申請を目指します(IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金など)
    • 最新技術(生成AI、データ分析ツール)の適用業務範囲の拡大を推進し、年間20%の効率化(作業時間の短縮)を目指します

自社を含め各成功事例から、クライアントのDX推進成功事例を10件以上の創出を長期目標とします。

DX推進体制と人材育成

当社では、代表取締役をDX推進責任者(CDXO)として任命し、経営層主導のもとで全社的にDXを推進しています。
プロジェクト単位で実務メンバーを編成し、外部パートナーと連携して導入・検証を進めていきます。
さらに、各部門との連携を通じて、現場ニーズを反映した改善・展開を図っていきます。

DX人材については、社員一人ひとりがデジタルスキルを伸ばせるよう、社内外の学習機会を提供していきます。
また、外部専門人材との協働により、最先端の知識・技術を取り入れつつ、社内人材の成長と確保を促進していきます。

DX推進を効果的に進めるために、以下の意思決定プロセスを設けています。

  • 情報収集・分析:最新技術や業界動向を調査し、DX推進の方向性を検討します。
  • 課題整理・目標設定:現状の課題を整理し、次の四半期のDX目標を設定します。
  • 実行・評価(随時):KPIを基に施策の進捗を測定し、必要に応じて改善策を講じます。
  • 外部支援の活用(必要時):専門家との連携やクライアントとの協力を通じてDX推進を加速します。

また、DXの進捗を定期的に見直し、必要に応じて戦略の修正を行うとともに、取り組み内容を外部へ発信し、透明性の高いガバナンス体制を維持します。

DX戦略

当社は、経営ビジョンである「デジタル技術を通して社会の未来を創造する」の実現に向けて、DXを中核に据えた経営戦略を展開しています。クラウド・AI・データ分析等を活用し、業務プロセスの見える化と最適化、社員のデジタルスキル向上、柔軟な働き方の導入を通じて、競争力の強化と持続的成長を目指します。

また、データ活用の取り組みを積極的に推進し、単なるデータ共有やツールの導入に留まらず、データそのものの利活用を通じて具体的な変革を実現することを重視しています。

  1. データ蓄積
    • クラウド技術を活用し、ナレッジを蓄積します。最新のIT技術の動向やツール等の情報および顧客の必要とする物や人材情報等をデータとします。
  2. データ活用
    • 蓄積したナレッジデータを活用し業務プロセスのボトルネックを特定し、最適化を図っていきます。 これにより、顧客の要望に素早く対応し、顧客満足度、業務の生産性の向上が期待でき営業活動の成功へと推進していきます。
  3. AIと自動化技術の活用
    • 顧客の行動データや過去のサービス利用履歴などの多様なデータを活用し、顧客一人ひとりに最適な商品提案等を行うために、AIや自動化技術を活用し変革を実現しています。
  4. 業務のデジタル化と効率化
    • 各種SaaSツール(業務管理・タスク管理ツール)を導入し、社内業務の可視化と自動化を目指す
    • 業務プロセスをデジタル化し、時間やリソースの最適化を図る
  5. セキュリティ対策の強化
    • 最新のセキュリティ対策技術を考察し、情報資産を適切に管理する
  6. 業務プロセスの最適化と生産性向上
    • クラウド技術、AI、およびデータ分析ツールを導入・活用し、取得したデータを基に業務プロセスのボトルネックを特定し、最適化を図っています。 これにより、年間20%の効率改善を目指し、業務の生産性を飛躍的に向上させる変革を推進しています。

DX戦略に向けた環境整備

当社では、DX推進のためのITシステム環境を整備し、業務効率とセキュリティの両立を図っていきます。クラウドサービスを活用し、社内の情報共有・ファイル管理を効率化を目指します。

  1. リモートアクセスの最適化
    • クラウドストレージや仮想デスクトップ環境を導入し、場所を問わず業務ができる体制を構築
    • セキュアで高速なネットワーク環境で安定した業務運用を構築
  2. AI・自動化技術の導入
    • ChatGPTなどの生成AIを活用
    • 各種SaaSツール(業務管理・タスク管理ツール)を導入
  3. 継続的な技術アップデートと学習環境の整備
    • 業界の動向を把握し、必要な技術を適宜導入検討
    • 最新技術を活用するために、学習環境を整備し、継続的なスキル向上を図る

DXの達成度を測る指標と継続的評価体制

当社では、DXの取組状況や成果を定期的に評価するため、複数の指標を設定し、戦略の進捗管理を行っています。

  • 業務自動化の進捗度(%)
  • 作業時間の削減量(h/月)
  • IT教育プログラムの受講率(%)
  • 顧客満足に関するフィードバック件数・対応率
  • 各DXプロジェクトのKPI達成率(%)

これらのデータは、社内レビュー会議にて定期的に共有され、必要に応じて施策を見直す体制を構築しています。

IT環境の現状と課題の把握

当社では、日々進化するデジタル技術の動向(クラウド、生成AI、ローコードなど)を注視し、自社業務やITシステムへの影響を定期的に評価していきます。

  • 業務の属人化と非効率な手作業
  • レガシーなIT環境による生産性の低下
  • IT人材のスキル不足と教育課題
  • セキュリティ体制の未整備

これらを主要課題として認識し、戦略的に対応を進めています。また、企業の皆様へも同様に現状の課題を把握し、より良い提案をしてまいります。

サイバーセキュリティ対策について

当社では、経済産業省およびIPA(情報処理推進機構)が推進する「SECURITY ACTION」二つ星(★★)を自己宣言(ID:41042052388)し、サイバーセキュリティ経営ガイドライン(中小企業向け)に基づく対策を実施しています。

主な取組内容:

  • セキュリティポリシーの策定と全従業員への周知
  • アクセス管理・パスワード管理・ソフトウェア更新の徹底
  • 不審メール対応訓練・セキュリティ教育の実施
  • クラウドサービス利用時の設定安全性の定期チェック
  • 内部監査に相当するセキュリティ点検を年1回実施

これらの活動を通じて、DX推進の前提となる安全・安心なIT環境の維持に努めています。

DX推進の発信

私市孔子 代表取締役

Takako Kisaichi

オアシスKisa1 代表取締役の私市孔子は(CEO/CDXO)として、弊社のデジタル変革(DX)への取り組みについて、直接皆様にお伝えできることを大変光栄に思います。

私たちは、「デジタル技術で社会の未来を創造する」というビジョンのもと、お客様のビジネスと私たち自身の両面においてDXを推進してまいります。現代社会の急速な変化に対応し、持続的な成長を実現するためには、デジタル技術の力を最大限に活用することが不可欠であると確信しております。


なお、当社ホームページおよび当社X(旧Twitter)にて、DX戦略の進捗状況を適宜公表し、社会やステークホルダーとの信頼構築を図ってまいります。

 

株式会社オアシスKisa1
代表取締役 私市孔子